紫外線防止はアンチエイジング・スキンケアの基本と言われます。あらゆるシーンでいかに紫外線を防ぐかでその後の肌年齢が変わってきます。大きく肌年齢に影響する2つの紫外線をご紹介します。紫外線のうちUVAは皮膚の奥、真皮層にまで届き、オトナ女性の肌に大きなしわやたるみをつくる原因となります。UVBは表皮に「日焼け」を起こし、シミへとつながります。 また皮膚を乾燥させると小さなしわの原因にもなってしまいます。そして、長時間紫外線を浴びることで、皮膚のDNAが傷つき、皮膚がん（！）につながることすらあります。

UV-A（A紫外線）
雲や窓ガラスを透過して肌の奥、真皮まで到達します。
生活紫外線とも呼ばれ、シミ以外にしわ・たるみの原因となります。

UV-B（B紫外線） 
屋外での日やけの主な原因となります。多く浴びると肌に赤い炎症も。 
レジャー紫外線とも呼ばれ、シミ以外にそばかす、乾燥の原因となります。

毎日の生活の中でじわじわ浴びる紫外線、スポーツやリゾートで浴びる強烈な紫外線など紫外線の種類や、メイク効果や保湿効果などの機能性や使用感…。まず紫外線を防ぐには日焼け止めを使うことが一番です。子どもから大人まで手軽で確実な対策となり得ますので、日焼け止めをつけるように日常から心がけたいですね。 日焼け止めはPA分類とSPF値の表示があり、紫外線量やシーンに応じて使い分け、しっかり・たっぷり・まんべんなく塗ることが大事です。また、まめな塗りなおしもしましょう。しっかりした生地の衣服を着たり、サングラスや帽子を利用したり・日傘を使うことも効果的です。紫外線は目にも影響して、白内障の原因にもなります。サングラスやUVカットの眼鏡を使って目を守ることも大事です。

ビタミンA、ビタミンC、 ビタミンE はどれも紫外線対策として有効な栄養分ですので是非食べ物から取るように心がけたいものです。 特にビタミンCはシミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きのほか、肌のハリの元となるコラーゲンやエラスチンの生成を促進する働きがあり、シワなどの肌の老化現象にも効果があると言われています。ビタミンCは化粧品だけでなく、体内から摂取してあげることでより効果的に肌に誘導することができます。 ビタミンAにはすぐれた抗酸化作用のほか、コラーゲンの生成の促進に効果的。同様にビタミンEも抗酸化作用を持つ栄養素で、肌の老化の大きな原因である活性酸素による酸化を直接的に食い止めることが可能です。