こんにちは!
「濃くも太くもなりません。全身の毛根の数は生まれる前から決まっていて、増えることはありません。剃ると毛の質が変わるというのも考えにくいでしょう」
では、なぜこのウワサが広まったのかというと、本来は先細りしている毛をカミソリで剃ることで断面ができ、太く黒々と見えることがあるから。気になる場合は、剃毛よりも脱毛がおすすめです。
ウワサ2. 「肌の曲がり角は25歳」ってホント?
だいたい18歳をピークに肌は下り坂に入ります、と髙瀬先生。人の成長期は18歳くらいで終了し、それ以降は後退するのみ。成長期が終わると徐々に肌本来の力が衰え、乾燥やくすみ、シミ、シワなど老化が進行していくのだそう。気がつくのが25歳くらいという人が多いのかもしれません。
そこで美肌のカギとなるのが、肌が自ら新陳代謝できる能力「ターンオーバー」を味方につけること。つまり、ターンオーバーが好調なら肌はずっときれいでいられるのです。
「細胞が生まれてからはがれるまでのサイクルは、約28日間が理想です。
それより遅くなれば乾燥やくすみ、エイジングの原因となり、逆に早くても、細胞が未熟なまま育って肌のバリア機能が低下します」
理想的な28日周期は20代前後の場合で、30代では40日、40代では45日程度と、加齢とともに少しずつ遅くなっていきます。
このような加齢による代謝の遅れには、不要になった表面の古い角質を取り去り、新しい細胞の成熟を促せる角質ケアが効果的。
酸が入ったマイルドな美容液や、たんぱく質を分解する酵素が配合された洗顔料など、肌をはがしすぎないマイルドなものを使い続けましょう。
ウワサ3. 肌断食すると美肌になれるってホント?
一切のスキンケアをやめる肌断食は、百害あって一利なし。「スキンケアで肌が甘やかされてダメになっているので、やめると機能が向上する」というのは、ありがちな美容の勘違いなのです。
「そもそも「肌が甘やかされる」という考え方は皮膚医学にありません。今使っている化粧品が合っているなら、やめる必要はなし!」
むしろ、洗顔後になにもつけないと肌が乾燥してバリア機能が低下し、トラブルのもとに。ただし、油分を塗るときは注意が必要です。皮脂が出ているのにクリームなどで油分を与えすぎていると、長期的に皮脂腺の働きが弱まることも。
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