お客様との会話で
「シャンプーの種類がありすぎてわからない、、、」
「自分に合うシャンプーが見つからない、、、」
「自宅でケアしてるからサロントリートメントはいらない、、、」
なんて会話をよく耳にします!
そんなお悩みを解決!
今自宅で使っているシャンプーやトリートメントはどんなものですか?
美容師だからこそ、ヘアケア知識をより多くの人に伝えたい!!
そんな気持ちで毎日お客様の髪のことを第一に考えて、より良いものを皆様にご提案しています。
この【ヘアケアの知識】知ってるだけで、商品選びに差がつきますよ♪
- ヘアケア知識① シャンプーを分類してみよう。
- ヘアケア知識② リンスとトリートメントの違いって何?
- ヘアケア知識③ リンスとは?
- ヘアケア知識④ コンディショナーとは?
- ヘアケア知識⑤ トリートメントとは?
ヘアケア知識① シャンプーを分類してみよう。
シャンプーは、その目的によって様々な種類・分類がありますが、より多く使用されているものを大きく分類すると次の3つに分けられます。
成分表記は中に含まれる量が多い順番に記載されています。水の次に書かれている洗浄成分がメイン洗浄成分となりますので、この成分名に注目しましょう!!
【石けん系】
地肌にやさしくさっぱり洗い上げるシャンプー
《おすすめな方》
◎頭皮のベタつきが気になる人
◇石けん素地(カリ石けん素地)
◇石けん分(純石けん分)
◇脂肪酸ナトリウム
◇脂肪酸カリウム
などと成分名に含まれていれば、石けんシャンプーです
【アミノ酸系】
髪をいたわりながら洗い上げるシャンプー
《おすすめな方》
◎頭皮が乾燥しがちな人
◎敏感肌の人
地球環境にやさしい成分としても人気!
アミノ酸系洗浄成分の多くは、
ココイルグルタミン酸TEAのように
◇ココイル〜
◇ラウロイル〜
などと記載があります。
ただし、これらアミノ酸系洗浄成分を配合していても、水の次に表示されていない場合は、他の洗浄力の強い洗浄成分がメインという場合もあるので注意しましょう。
【高級アルコール系】
油分を補い、しっとり洗い上げるシャンプー
《おすすめな方》
◎頭皮のベタつきが気になる人
◎スタイリング剤を使った髪
ラウリル硫酸ナトリウムのように
◇ラウリル硫酸~
◇ラウレス硫酸~
などと記載があります。
高級系アルコールシャンプーには高い洗浄力があり、洗い上がりのキシキシ感を抑える為にシリコンが入っている場合が多いです。洗浄力が高く、低コストなのので市販のシャンプーでは当たり前の様に使用されています。
髪に良くても肌には刺激的だったり、肌のことを考えた結果、髪への洗浄効果が弱かったり。。。シャンプーも人それぞれ生活スタイルや髪、肌の状態を考えて、変えてあげるとトラブルが起きにくくなりますよ!
ヘアケア知識② リンス・コンディショナー・トリートメントの違いって?
3つの大きな違いとして、
【リンス】
毛髪表面を保護し、コーティングする。
【コンディショナー】
毛髪表面を保護し、コーティングする。少し髪の内部にも浸透する。
【トリートメント】
毛髪内部に浸透し状態を整える。
リンスやコンディショナーは塗布後すぐ流しますが、トリートメントは時間を置いたり、スチーマーで加温したりするなど内部に浸透させる方法や時間をとります。
ヘアケア知識③ リンスとは?
リンスの語源は(すすぐ)という意味。
失った油分を補い髪の毛に柔軟性を与え、くし通り、指どおりを良くする働きをします。
ヘアケア知識④ コンディショナーとは?
コンディショナーとは(コンディションを良くするもの)という意味。
基本的にはリンスと同様に、髪の毛の表面に皮脂を作り、キューティクルを保護し、くし通り・指どおりをよくし、髪の毛に柔軟性やツヤを与えます。リンスと少し違うのは毛髪表面のコンディションを整える働き+保湿をしてくれます。
ヘアケア知識⑤ トリートメントとは?
トリートメントとは、(処置、治療、手当て)という意味。
これを髪の毛に置き換えると、(髪の毛のダメージを手当てする)ということになるでしょう。リンスやコンディショナーが毛髪表面を保護し、櫛どおり・指どおりをよくするという働きをするのに対し、トリートメントは毛髪内部にも働きかけて、保護・補修をする働きがあります。
髪の毛の補修とは、流出してしまった毛髪内部のたんぱく質や油分を人工的に補うことで、健康的な髪の毛に近づけて良い状態に保つということになります。その為トリートメントはリンスやコンディショナーに比べて、栄養(トリートメント)成分の配合量が多くなっています。
この意味を知れば、自宅でリンスやコンディショナーをするだけでは、傷んでしまった髪を補修するには限界があることが分かりますよね。健康な身体を作るのと一緒で、健康で綺麗な髪を作るにはトリートメントで毛髪内部から栄養を与えてあげることが必要不可欠になります。
おわりに
意外と知らない ”ヘアケアの知識” 。今まで使っていたシャンプーを見直すのも◎ 月1回はメンテナンスとしてサロントリートメントするのも◎ 自分に合うホームケアを使うことで劇的に髪の状態は変わります☆
サロン商品が気になる方も是非、スタッフへお気軽にご相談ください。